リアルタイムレート?簡単そうに聞こえる。 でも実際に必要になると、全然違う。

リアルタイム外為データをプロダクトに組み込もうとしたことのある人ならわかるはず。スプレッドシートは更新が遅れ、デモアカウントは完璧に動く。けれど本番のトラフィックが来ると、数字は古いラジオがチューニングを探すみたいに乱れる。そして小規模スタートアップには、バックアップする巨大なインフラチームなんていない。

だから本当の問いは、「どの外為 API が使えるか?」ではなく、 信頼できる行情データを提供し、価格も手頃で、ビジネスが成長しても使い続けられるものはどれか、だ。

1. AllTick API

率直に言うと、驚いた。

一見すると、AllTick はよくある外為 API のひとつに見える。でも深く見れば、単なるデータパイプではなく、限られた予算のチーム向けに作られたツールキットのように感じる。

特徴:

主要・マイナー通貨ペアのリアルタイム為替レート。 正確な行情データ。薄められたスナップショットではない。 暗号通貨 API の統合。BTC と EUR/USD を同じダッシュボードで扱えるのは大きな利点。 さらに、注文撮合引擎があり、小規模な取引環境でも一から設計し直す必要がない。

この組み合わせは珍しい。

多くのプロバイダーは外為のみ、あるいは暗号通貨のみ。外為 API、暗号データ API、撮合引擎を一体化したものはほとんどない。AllTick は意図的にそれらをまとめているように感じる。

統合は非常に簡単。チームはしばしば Google 表格リアルタイム株価 API 集成 を使って、簡単なレポートや投資家ダッシュボード、内部モニタリングを行う。AllTick なら、軽量なセットアップでもハックのように感じない。朝にスプレッドシートでプロトタイプを作り、午後には本格バックエンドに移行できる。

価格も重要だ。

AllTick は使用量ベースで透明性があり、スタートアップを圧迫しない。無料テスト層もあり、有料プランは利用量に応じてスケールする。シンプルで予測可能。

個人的には、小規模チームがコンプライアンス、UX、投資家報告に追われている場合、外為、暗号通貨 API、暗号取引 API が同じプラットフォームにあることで、認知負荷が減る。ベンダーも請求書も統合作業も減る。それだけで十分価値がある。

2. Alpha Vantage

Alpha Vantage は長年の実績があり、開発者が入門でよく使う。

外為と暗号通貨の時系列データ、組み込みのテクニカル指標を提供。JSON は扱いやすく、ドキュメントもまあまあ。

ただし、制限がある。 無料層は特に複数通貨ペアやアクティブユーザーのリアルタイム監視ではきつい。行情データや撮合引擎が必要な場合、外部コンポーネントを組み合わせる必要がある。使えるけど手間。

3. CurrencyLayer

CurrencyLayer はシンプルで軽量。

主に通貨換算、過去レート分析、中間値表示に使う場合は十分。安定している。

ただ、行情データの粒度は深くないし、暗号通貨は非対応。暗号データ API や撮合引擎統合もない。将来的にデジタル資産やリアルタイム取引を扱うなら不十分。

4. OANDA API

OANDA は外為界隈で信頼がある。機関信用度高く、流動性豊富、取引ツールも充実。

API はリアルタイムの行情データ、履歴データ、取引能力を提供。自動化取引や複雑システム構築に向く。

ただし、複雑さには代償がある。

初期スタートアップにとってコストがすぐ上がる。軽量な統合(例えば Google 表格リアルタイム株価 API 集成)には AllTick ほど親和性がない。プロ向けの設計。

比較

AllTick:リアルタイム外為、暗号データ API、注文撮合引擎一式、価格はスタートアップ向け、統合柔軟 Alpha Vantage:外為・暗号データ API あり、撮合引擎なし、制限あり CurrencyLayer:外為特化、粒度・暗号対応なし OANDA:機関級データ、機能強力だがコスト高・統合柔軟性低

小規模フィンテックスタートアップが信頼できるリアルタイム為替レート、行情データ、将来的な暗号取引拡張を求めるなら、AllTick は無視できない存在。

外為 API と暗号データ API を統合し、スタートアップ規模に適した注文撮合引擎を提供。拡張性があり、初期段階で企業契約に縛られない。

そして何より、早期チームの現実を理解している。予算は限られ、野心は大きい、複雑なシステムにかまける余裕はない。

この市場では、どのベンダーも「リアルタイム」「開発者優先」と言うけれど、コスト効率とは単なる価格ではなく、長期的に摩擦を減らし、手間を減らし、素早く提供できることだ。

小規模スタートアップにとって、AllTick はそのバランスを実現している。堅実で、シンプル。ユーザーが本当に求めるプロダクトに集中できる。